Blue Forest Works

Thermo camera

サーモカメラ

サーモカメラ
赤外線 外壁調査

定期報告制度における外壁のタイル等の調査について

建築基準法第12条により、外壁調査は1~3年ごとの特定建築物定期調査と、10年ごとの全面打診等調査が義務付けられています。

外装仕上げ材等におけるタイル、石貼り等(乾式工法によるものを除く。)、モルタル等の劣化及び損傷の状況の調査については、平成20年国土交通省告示第282号において、おおむね6ヶ月から3年以内に一度の手の届く範囲の打診等に加え、おおむね10 年に一度、落下により歩行者等に危害を加えるおそれのある部分の全面的な打診等を行うこととされています。

引用:国土交通省HP

赤外線建物診断とは

赤外線建物診断
調査方法について

建物も人と同じように、定期的な健康診断が必要です。

小さな不具合も放置すると劣化が進み、被害が拡大する恐れがあります。

建物診断では、雨漏りや結露、劣化などの問題を科学的に調査・評価し、適切な対応策を検討します。従来の目視や打音、水掛試験に加え、近年では赤外線サーモグラフィによる温度差の可視化が有効な手法として活用されています。

複数の診断方法を組み合わせることで、より正確な原因特定と信頼性の高い報告が可能になります。

赤外線建物診断画像

赤外線建物診断とは

赤外線建物診断は、建物の外壁の状態を赤外線カメラで観察し、表面温度の違いから劣化や浸入箇所を特定する方法です。
特に雨漏りや劣化の原因を調査する際に役立ちます。

外壁内への空壁例

左の目視調査画像の赤丸部分では健全であると推定できます。
右側の赤外線サーモグラフィ調査画像の同部位を囲った白丸部分では、高温(赤色)で表示されています。
日照により暖められたタイルやシール剤の表面が冷えてくる時間帯に赤外線サーモグラフィ調査すると、壁内に水分層もしくは空気層がある場合、高温で表示されると考えられます。

外壁内への水分侵入例

上記赤丸で示した部分は、目視調査では健全であると推定できます。
赤外線サーモグラフィ調査画像では、右の白丸で囲んだ部分が最低温(濃紺色)で表示されました。
調査時に日照が不足していたり、気温が低い場合に、壁内に水分層もしくは空気層があると、その部分が低温で表示されると考えられます。

赤外線調査における外壁劣化診断のメカニズム

建物の外壁は温度変化や雨風で劣化し、異なる物質間の接着面で剥がれや割れが生じます。
劣化の初期段階である「浮き」が発生すると、内部に空気層や水分層ができ、その部分の熱伝導が妨げられます。
赤外線サーモグラフィは、物体から放射される熱を検出する特性と、熱が熱い方から冷たい方へ移動する原理を利用し、この熱伝導の変化を可視化します。
これにより、浮きのある部分は健全な部分と異なる温度で検出され、外壁の劣化状況を非破壊で診断できるメカニズムです。

赤外線建物診断 使用機器について

マイナス273℃以上の全ての物質は放射熱を発しています。
この放射熱を捕え、視覚化する為のツールが赤外線カメラです。
赤外線サームグラフィは、対象物を熱画像で捕え、リアルタイムで温度を計測する事が可能です。

納品までの流れ

  1. step1

    お申し込み

    まずは弊社までお気軽にご相談ください。
    お問い合わせはこちら >

  2. step2

    打ち合わせ

    撮影の日時・場所等について具体的な打ち合わせを行います。

  3. step3

    撮影

    天候によって撮影日の変更もあります。

  4. step4

    報告書納品

費用

お客様にご負担いただくのは

  • 撮影費用

となりますが、場所や撮影範囲によって異なります。まずはご相談ください。

お問い合わせ

月~金(祝・祭日除く)9:00~17:00